「ウール素材の洋服」をいつまでも綺麗にキープする洗濯方法


ウール素材の洋服
軽くて温かい、肌触りも抜群のウール。冬に大活躍のウール素材のお洋服ですが、デリケートなことでも知られています。特に洗濯に注意です。型崩れや色落ちなどで残念な思いをしたことのある方も多いのではないでしょうか。今回は、もう縮ませない!ウール洋服の洗い方をご紹介します。

ウールが縮みやすいのはナゼ?お家で洗っても大丈夫?

ウール(羊)の毛を顕微鏡で見てみると、ギザギザとした鱗状になっています。乾燥している時には鱗部分が閉じているのですが、水にぬれると繊維が開き、さらに水中で動かすことで繊維が絡まってしまいます。

こうした繊維が縮んだり、ゴワゴワとしてしまうんです。ひと昔前までは、ウール製品のお洋服はお家での洗濯NGでしたが、現在ではお家洗い可能なウール製品も増えてきています。繊維に樹皮をコーティングしたり、鱗のギザギザ部分を切除して、水に濡らしても繊維が開かない、絡まりにくい工夫を施されているんです。

特殊加工をされていても、ウールのお洋服では手洗いや「洗濯機(弱)」が求められ、慎重な洗濯が推奨されています。自宅で洗濯可と記載されていても、大切なお洋服であれば、自分で洗濯せずにプロに任せた方が良いかも知れません。

お手持ちのウールのお洋服が洗濯可能かチェックしましょう

お手持ちのウールのお洋服が洗濯可能かチェックしましょう
・洗濯の自信がない
・仕上げのアイロンに自信がない
・色落ちチェックで引っかかった
・一部革付、着物など
以上の場合は、自分で洗濯するよりもプロに任せた方が安心です。「自分で洗いたい!」という方は、まず「自宅洗濯可能な品」なのかどうか、チェックしてみましょう。
失敗しないためのお洗濯
まずは製品タグをチェックします。上記のような洗濯機マーク、手洗いマークが付いていれば、お家でも洗濯可能です。

上記のような不可マークが付いている場合は、自宅での洗濯を避けた方が賢明かも知れません。

色落ちテストで色落ち度をチェック、洗濯方法を洗濯しましょう

この工程を飛ばしてしまうと、洗濯後の変色・退色の原因となります。必ず色落ちチェックをしましょう。方法は簡単!洗いたい洋服の目立たない部分に、洗浄液(中性洗剤の原液)をつけて5分ほど置きます。その後に白いタオルやハンカチで軽く押さえてみましょう。

・色がタオルやハンカチに少し移ってしまった、ほとんど移らなかった場合
他のものと分けて、手早く水で洗う。

・色がかなり落ちた場合
洗濯後に変色する可能性大。プロに任せた方が安心です。

色落ち・型崩れ・縮みを避けるウール洋服の洗濯方法

洗濯の前に、以下のアイテムを揃えましょう。
・おしゃれ着用中性洗剤
・柔軟剤
・洗濯ネット(洗濯機洗いの場合)
・清潔な大き目タオル
・ピンチハンガー、平干しネット(100円ショップでも購入可能です)

手洗いの場合

1:30度以下のお湯を洗いおけに張り、水量に対して0.2%程のおしゃれ着用中性洗剤を入れます。例)5ℓ→12CC、8ℓ→15CC位。

2:洗濯中に型崩れしないよう、洋服をたたんで、そのまま状態で1に3分ほどつけます。ネットに入れても良いですね。

3: 20回位、丁寧に手で押し洗いをします。

4:洗濯桶の洗浄液を捨てて、きれいな水(ぬるま湯)に入れ替え衣類をつけて、優しく押し洗いをします。

5:洗剤の泡が出なくなったら、お湯(30度以下)とともに柔軟剤を入れます。必須という訳ではありませんが、この工程を入れると洗い上がりが柔らかくなります。柔軟剤を入れたら、数分放置しましょう。

6:押し洗いをして、すすぎます。ここでも擦り洗いはNGです。

7:脱水の際には、押したり握ったりを繰り返して水分を取り除いていきます。面倒ですが、ぞうきんを絞るような脱水方法はしないようにしましょう。

8 :清潔なタオルの上に洗濯前の様にして形を整えて広げ、クルクルとタオルで丸めて水分を取っていきます。

9:平らな場所で清潔なタオルの上に洋服を広げ、元の形に整えていきます。型崩れ防止に役立ちます。

洗濯機の場合

全自動洗濯機なら、「手洗い(ドライ)コース」を洗濯。えり、そで口、前身ごろ、ひじなど、汚れやすい部分が外側になるようにたたんで洗濯ネットに入れて洗濯機に入れます。縮みを防ぐために、温水は30度以下になるように注意しましょう。

洗濯後の乾かし方が大切!

洗濯後の乾かし方を抑えて、型崩れをしっかり防止しましょう。ハンガーにかけてしまうと肩の部分が伸びてしまいます。洗濯かごの上で乾かす方法もありますが、この場合袖が下に垂れないように注意しましょう。

おすすめお方法は、ピンチハンガー、平干しネットで乾かす方法です。外で干す際には、日陰に干し、日光による変色を防ぐためにもバスタオルなどを被せるようにします。

まとめ

冬に大活躍のウール素材のお洋服。ご紹介しましたとおり、例え特殊加工されていたとしても繊維の特性上、洗濯には向きません。必ず取り扱いタグの内容に基づき、自己責任の範囲で行うようにしてください。

不安な場合はプロにお任せするのが一番です。ご自宅で洗濯するならば、①お湯の温度(30度以下)、②決してこすり洗いをしない事、③型崩れを防ぐ干し方、④直射日光を避けて干すことの4点を特に意識してみて下さい。

正しい洗濯方法を心掛ければ失敗の可能性もグッと減りますよ。大切なお洋服を長く大切に使って頂くべく、少しでもお役に立てたらならば幸いです。

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